07675 文学部の同僚にゼミの運営方法を問われて「総会話時間」について語ったムンタージ074
No. 07675, by shio / 塩澤一洋 https://flic.kr/p/2rc7sFg https://live.staticflickr.com/65535/54603353613_f68ea0baaa_3k.jpg
文学部の岡部教授、アカデミックサポートセンターの稲生先生たちとムンタージ074。 岡部さんには連体格助詞が文法学上、どのような位置付けにあるのか、教えていただきました。
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一方、彼は、授業には自信があるけどゼミの運営については知見が欲しいとのこと。
そこで「総会話時間」という概念を用いたshio.iconの実践とその考え方を伝えました。 https://flic.kr/p/2rc7sQ9 https://live.staticflickr.com/65535/54603354128_925e925369_3k.jpg
「総会話時間」とは、授業時間中に「会話」に参加している学生の述べ時間。もちろん実際に喋っている人と聞いている人がいるのですが、次に何かを言う目的で相手の話を聞いている状態は会話に参加している状態であり、喋っていなくても「総会話時間」に含まれます。ゼミも授業も、総会話時間を長くするほど良い、という発想で、shio.iconは授業やゼミを運営しています。たとえば1コマ100分のゼミに20名が参加している場合、総会話時間のmax(最大値)は100分×20名=2,000分。そこで1コマの総会話時間をいかにして2,000分に近づけるか、を目指して運営するのです。
shioゼミ、ドラゼミは長年、ずっと総会話時間がmaxです。教室内の全員が常時「会話」している。もちろんshio.iconは全員の会話を聞き取ることは不可能なくらい騒々しいです。でも不思議と、おかしなことを言っている学生の声はshio.iconに届く。時々shio.iconが「今言っていたこと、本当にそう?」、「条文、よく読んで」などと遠くの学生たちの会話に口を挟むと、「わ、shio、聞いてる!!」と驚くとともに、議論を振り返って再検討が始まる。shioは徳太子ではありませんが、なぜか耳に入ってくるのです。
一方、授業では、「Write→Share→Release」で総会話時間を伸ばしています。
その辺についてはまた別の機会に書きましょう。
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稲生先生とはアカデミックサポートセンターの現状について意見交換。
現在、どのような学生がライティングセンターに来ているのか、どのような課題があるのか、お話をうかがいました。shio.iconゼミの学生たちにも積極的に利用するようアナウンスします。
Academic Support Centerは略してASC。
「Academic Support Center at Seikei」とすれば略して「ASCS」(アスクス)となって、語呂が良いと感じます。
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